車で一人旅 福岡〜長野 (2日目)

2日目は、朝6時に出発しました。
まだ空気はひんやりとしていて、少し眠気も残ったまま、鳥取砂丘を目指します。

この日も、特に急ぐつもりはありませんでした。
休憩を挟みながら、のんびりと目的地へ向かいます。
朝日に照らされた海がきらきらと輝いていて、
思わず車を止めて、しばらくその景色を眺めていました。
朝の静かな海は、それだけで心をほどいてくれる気がします。

最初に休憩がてら立ち寄ったのは、道の駅でした。
縁結びの神さまが祀られている神社があり、そちらにも足を運びます。
砂で作られた像は想像以上に立派で、しばらく圧倒されてしまいました。
お参りをして、周りの風景をゆっくり楽しみながら、
「いろんなご縁に巡り合えますように」と、心の中でそっとお願いしました。

道の駅から見える海も本当にきれいで、
またしても心を奪われてしまいます。
この旅は、どうやら心を奪われ続ける旅になりそうです。

その後、鳥取砂丘へ向かいました。
実際に目の前に広がる砂丘は、想像以上の迫力でした。
4月末だというのに、この日の気温は30℃。
照り返しも強く、正直なところ、砂の丘に登るのは少し躊躇しました。

それでも、あの丘の向こう側の景色を見たい一心で、思いきって登ることに。
運動不足でデスクワーク中心のアラサーには、なかなかしんどい道のりです。
何度も足を止めながら、息を整えながら、それでも前へ進みました。

丘の上から見た景色は、言葉を失うほどの美しさでした。
「頑張ってよかった」
その言葉が、自然と心の中に浮かびました。

これを戻るのかと、、絶望しながらもきた道を戻ります。

砂丘を歩いたあとは、肉そばを食べ、
ついでにソフトクリームまでしっかり堪能。
砂丘の歴史にも触れ、日本の長い時間の流れに思いを馳せます。
人が増えてきたところで、名残惜しさを感じつつ、鳥取砂丘を後にしました。

その後は温泉へ。
先ほどまでかいていた汗を流し、
鳥取の海を眺めながら、ゆっくりと湯船に浸かります。
貸し切り状態の温泉で、
「こんなに幸せでいいのだろうか」と思ってしまうほどでした。

さっぱりしたあとは、また「行けるところまで行く」旅の再開です。
今日は京都まで行けそうだな、と目標を定め、道の駅を目指します。

宿を決めていない分、その場で考えながら行き先を決める。
この自由さが、たまらなく楽しいです。

昨日は、帰りのことを考えて少し不安になる時間もありましたが、
この日はそんな気持ちもすっかり消えていて、
ただただ、非日常を楽しんでいました。

鳥取から兵庫県の養父市へ。
下道旅なので、峠道をぐにゃぐにゃと進みます。
右に左にロールしながら進む道は、少し怖さもありつつ、
それ以上に、運転していてとても楽しい道でした。

自然が大好きな私にとって、
この道は景色を楽しみながら走れる、最高のルートです。

島根での車中泊が思った以上に寒かったので、
養父で布団を買い足し、道の駅で少し休憩。
そこから、京都の舞鶴を目指しました。

道に迷いながらも、とにかく進み続けます。
自然に触れながら、嫌な現実を丸ごと忘れて、
ただただ「楽しい」という気持ちに身を任せていました。

暗くなってきたため、京都の道の駅で眠ることにします。

楽しくもあり、不安もあった旅。
今日はここまでにします。

近くのコンビニで、
鳥取で日焼けした肌を冷やすための氷とパックを購入しました。
店員さんがとても気さくで、
ついつい声を出して笑ってしまいます。

人が嫌になっていたこの時期でしたが、
ふとした人とのつながりが、心に沁みました。

車に戻り、寝床を整えて仮眠します。
朝6時に出発予定なので、早めに就寝です。
明日は、長野県を目指します。

とれとれ市場ありがとうございました。

そういえば、軽自動車で旅をしています。どうでもいいですね。笑

――つづく。

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